こんにちは、セシボンです。
今回はシマノのパックロッド フリーゲームXTを紹介します。
筆者はバイクで釣りに行くことが多いので、パックロッドが必需品です。改造してツーピースロッドを差せるようにしている人も見かけますが、風切り音が気になったり、何かに当たりはしないか気になったりで不安になるような気がするので、やらないでいます。しかし、一番は見た目的に明らかに釣りに行く人だと思われるのが嫌だというのが理由です。
パックロッドには振り出しと並継ぎの2種類があります。振り出しはテレスコピックとも言われ、如意棒のように伸ばして使う竿です。
並継ぎは何本かを継ぎ足して1本の竿にするタイプです。
どちらにしようか迷う方もいるでしょうから、それぞれの特徴を書いてみます。
それほど詳しいことは分かりませんが、今までに感じたことだけ。
振り出しロッド
メリット
- 伸ばすだけなので簡単
- リール、仕掛けを付けたまま縮めて移動できる
- コンパクトに収納できる
- 安価な製品が多い
デメリット
- 耐久性に乏しい
- 重い仕掛けを投げたときガイドが回ることがある
- 比較的重量が重い
- 感度が悪い
並継ぎロッド
メリット
- 振り出しに比べて軽い
- 振り出しに比べて耐久性がある
- 振り出しに比べて感度がいい
デメリット
- 何本かあるのでかさばる
- リールと仕掛けを付けたまま移動しにくい
- 専用のケースが必要
- 高価な製品が多い
筆者はルアー釣りをすることが多く、どんどんポイントを移動するスタイルなので、振り出しの方がすぐに縮めてルアーを付けたまま移動でき、使いやすかったです。なので、ずっとダイワのモバイルパックを使っていましたが、ライトジギングをしているとライントラブルがあったりして投げるときに負荷がかかるとすぐに折れてしまったり、ガイドが真っ直ぐになってないと折れたり、トラブル続きでした。
やはり振り出しはその構造上からなのか、折れやすい、ガイドが壊れやすい等の欠点があるように思います。ですから1つの結論として、振り出しはライトゲーム用に限っては使えると思います。
並継ぎロッドは振り出しと比較してですが、重さ、感度、強度ともに優れていると思います。もちろん2ピースと比べたら劣りますが、フリーゲームXTは相当高いレベルで近づいていると思います。
並継ぎロッドもいろいろありますが、なぜフリーゲームにしたのか紹介します。
フリーゲームXTの特徴
- 価格は実売1万後半~2万前半くらいでちょうどいい
- 2ピースロッドと同じくらい綺麗な曲がり
- ウルトラライトからミディアムヘビーまでの豊富なラインアップ
- パックロッドでは珍しい10フィート以上がある
- 全モデル60cm以下の仕舞い寸法
筆者が持っているのはプラッギング用にS86ML、ライトジギング用にS106Mです。
86MLはシーバスゲームで大活躍するモデルで、ミノー等の軽量級ルアーが投げやすく、感度もよく、使っていてもパックロッドだということを忘れるほど使いやすいです。6~28g対応なのでエギング、チニングにも使え、使う機会の多いロッドです。
S106Mはミディアムにしてはしっかりしていて、サーフ等遠投が必要な場面で活躍します。8~45g対応で、ジグも余裕で投げられます。過去にジグを投げて振り出しロッドを何回も折ってきましたが、これはまだ無傷です。恐る恐る投げなくていいのが一番ポイント高いです。
そして、バイク釣行でフリーゲームを薦める一番のポイントは仕舞い寸法が全て60cm以下に収まっているというところです。筆者は横にしてバイクに積むのでこれ以上長いとバイクの幅から出すぎてしまうのです。他の並継ぎロッドは長い竿になると仕舞い寸法がどうしても60cmオーバーになってしまいますので、フリーゲームはそのこだわりが凄いと思います。
まとめ
筆者はそれほどロッドに関して専門知識を持っていませんが、フリーゲームXTはパックロッドとは思えないくらいの使用感で使っていて楽しいです。丈夫なのでガンガンキャストして不安なく使えます。値段も手頃なのでトータルで一番バランスのとれた並継ぎロッドだと思います。
自転車、バイク、電車で釣りに行く方は竿には妥協してきた方が多いと思います。しかし、フリーゲームXTなら本格的な釣りができ、車では行けないポイントまで行けて、釣果アップも期待できます。ぜひ一度お試しあれ!
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